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コラム

むし歯予防におすすめ!デンタルフロスの効果・メリット

歯医者さんから「デンタルフロスを使ってみてください」とおすすめされたことはありませんか?

歯みがきはむし歯予防の第一歩ですが、よりセルフケアの効果を高めたいのであれば、デンタルフロスを活用してみましょう。
こちらでは、デンタルフロスの効果やメリットについてご紹介します。

80%にアップ!デンタルフロスの効果

まずはデンタルフロスのむし歯予防効果について知っていきましょう。

日本歯科保存学会の調査によると、歯ブラシを使うことで除去できるプラークは61%なのだそうです。4割も残ってしまうのですね。

一方、デンタルフロスとブラッシングの両方を行えば、プラーク除去効果は79%にまで高まるそうです。

デンタルフロスのメリット


プラークの除去にデンタルフロスが最適なのは分かりましたが、これによってどのようなメリットが得られるのでしょうか?

具体的なポイントについて見てみましょう。むし歯は歯と歯の間で起こりやすい病気です。

デンタルフロスは、この部分を集中的にケアできるため、むし歯予防に大きな効果があると言われています。

加えて、デンタルフロスを使ったときの感触などで、むし歯や歯周病の兆候に気づけるほか、被せ物や詰め物のチェックにもつながります。
また、食べカスやプラークが取り除かれることで口臭が改善されるケースもあります。

歯間ブラシとはどう違う?

デンタルフロスと同様に、歯科医院でもおすすめすることが多いのが歯間ブラシです。

いずれも歯と歯の間に入れてケアをしますが、どのような違いがあるのでしょうか?
もっとも分かりやすいのは目的の違いです。デンタルフロスは前述のとおり、プラークを取り除いてむし歯を予防するのに用いられています。

一方、歯間ブラシは歯と歯だけでなく、歯と歯ぐきの間にたまった汚れの除去を目的としています。
つまり、デンタルブロスはむし歯予防、歯間ブラシは歯周病予防が得意、ということです。

糸ようじとはどう違う?

次に、デンタルフロスにより近い糸ようじとの違いについても見ていきましょう。

まず目的についてですが、これは両者ともにむし歯予防であり一緒です。では、何が違うかと言えば、使い勝手の部分でしょう。

デンタルフロスは使い慣れるまでに多少時間がかかりますが、糸ようじは誰でも簡単に使えるようデザインされています。
より手軽に行えるむし歯予防ケアとして、ぜひ活用してみてください。

まとめ

デンタルフロスを使うことはむし歯予防に大きな効果があります。
これまで歯ブラシによるブラッシングだけしかしていなかったという方は、ぜひこの機会に毎日の口腔ケアへ取り入れてみましょう。