味覚外来(ドライマウス)
AGEUSIA
味覚外来(ドライマウス)とは
味覚障害は食欲低下から低栄養につながり様々な障害が生じます。青葉デンタルクリニックでは、近年増加傾向にある味覚障害の研究、治療を長年行ってきた専門医が診断、治療をいたします。
INTRODUCTION
東北大学名誉教授
笹野先生の歯科治療
東北大学名誉教授である笹野高嗣先生の対象疾患と診療内容を紹介します。笹野高嗣先生は、「痛み」・「味覚障害」・「ドライマウス」・「顎関節症」・「粘膜疾患」など幅広い疾患の診断と治療を専門とし、新聞やテレビなどでも有名な先生です。
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味覚の伝導のメカニズム
味覚は口で受け取り、脳が感じる感覚です。味覚神経や脳など様々な器官が正常に機能することで、味覚を感じることができます。味覚が正常に機能していない場合、低栄養からの生活習慣病や体力低下、体力減少など様々な症状が起こりえます。
01|口で味を受け取る
口の中にある味蕾(みらい)によって味覚を受容します。また、味蕾は常に再生し栄養不足になると味蕾の再生を妨げます。
02|神経から伝わる
味蕾で受信した味細胞は口腔(こうくう)感覚や内臓感覚とともに脳へ伝わります。
03|脳で味を感じる
味、におい、見た目などの情報が脳に集まり「味」として認識されます。
味覚障害
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味覚障害の可能性
食べ物の味がしない、いつも変な味(苦い味、酸っぱい味等)がする、家族に味付けがおかしいと言われる、食事がまずい(うま味が感じない)などの症状はありませんか?このような場合には、味覚障害の可能性があります。 味を感じるしくみは、味の刺激が舌にある味細胞、味覚神経、脳へと伝達することにあります。
味覚障害の主な症状
味覚減退
味が薄く感じる
味覚消失
全く味がしない
自発性異常味覚
口の中に何もないのに常に味がする
味覚錯誤
本来の味質を異なる味として感じる(例:甘味が苦く感じる)
解離性味覚障害
特定の味(甘味など)だけが判らない
ドライマウス(口腔乾燥症)
DRY MOUTH
ドライマウス
(口腔乾燥症)とは
ドライマウス(口腔乾燥症)は、主に唾液分泌量の低下によって生じます。ドライマウスは口の渇きのみならず、粘膜の痛みや炎症、味覚障害、口臭、虫歯や歯周病を引き起こしますので、早めに治療を受けることをお勧めします。
東北大学の笹野高嗣教授は、長年の研究にもとづき、新たな方法を用いてドライマウスの診断と治療を行っています。最新の研究成果の一部はテレビや新聞などで広く紹介されています。当院では笹野教授の指導の下に味覚障害およびドライマウスの治療を行います。
治療の流れ
01|味覚検査
02|口腔内検査
03|唾液分泌量検査
04|血液検査
05|病理検査・その他
実際の治療例(3ヶ月間、通院4回の患者さまの場合)
味覚外来の費用について
診療科目により異なります。必ずカウンセリングにてお見積りをご確認いただいた上で、治療に入ります。
治療を行う前は患者さんの要望や、診査診断の結果をもとに治療期間や治療にかかる費用をご説明し、同意を頂けてから治療を行います。 そのため、治療費についても患者さまの口腔内の状態によって変化いたします。
料金