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歯のクリーニング「PMTC」について

   

PMTCとは「プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング」の略称で、主に歯科衛生士が専用の機材、材料、テクニックを駆使しするクリーニングの方法です。普段のブラッシングでは除去することが難しい、タバコのヤニや茶渋などの歯の表面に付いた汚れを取り除きます。

PMTCの施術の流れ

ステップ1汚れの染め出し

歯の汚れを染め出します。磨き残しが多い箇所は、歯と歯の間や歯と歯茎の境目です。

ステップ2クリーニング

フッ素入りの研磨剤を歯面に塗り、専用の器具でクリーニングをします。この時使う器具は、細かい隙間に残っている汚れを取り除けるような形状になっています。フロスや歯間ブラシを使うこともあります。

ステップ3フッ素塗布

歯の汚れを取り除いたら、フッ素を塗布します。PMTC後は、フッ素の浸透が高まり、むし歯の予防につながります。フッ素を浸透させるために、PMTC後1時間ほどは飲食や歯みがき、うがいは避けましょう。

フッ素塗布

一番の目的はバイオフィルムの除去

そもそも、バイオフィルムとは、固い物の表面に細菌が層を成して堆積し、ヌルヌルとなったものです。身近なキッチンのヌメヌメや花瓶の底、河原にある石などについているものがまさにバイオフィルムです。
バイオフィルムは、細菌達のの天国とも言われ、内側で菌が増殖をしていきます。また、厄介なことに毎日の歯ブラシではなかなか落とすことが出来ない曲者でもあり、むし歯や歯周病の原因にもなってきます。

Dr.コメント

定期的に歯科医院でメインテナンスを

PMTCでは、バイオフィルムの除去が可能です。定期的に歯科医院でメインテナンスをすることによって、むし歯や歯周病になりづらい歯を保つことが出来ます。

「PMTC」のメリット

むし歯や歯周病になりにくくなる

バイオフィルムを除去し、表面をツルツルに磨くことで歯垢がつきにくくなり、むし歯や歯周病の予防になります。定期的なPMTCは歯にとって一番の予防治療になります。

歯が白く美しくなる

コーヒーや紅茶、赤ワイン、タバコのヤニなどの着色汚れが落ちることで本来の葉の白さを取り戻す事ができます。ホワイトニングを検討される方においても前段階として「PMTC」でお口の清掃を行いますが、歯の黄ばみなどはこの段階でかなり改善することもあります。
※本来の歯の色よりも白い歯を希望の場合はホワイトニングがおすすめです。

PMTCの治療費について

前歯(30分)
すべての歯(60分)

※価格は全て税込です。

関連項目

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