イベント
2018年3月27日(火) 山下泰裕先生による「第109回 一燈塾」を開催しました
※この記事は、講演開催後に更新されたものです。
元全日本柔道選手でロサンゼルスオリンピック柔道 金メダリストの山下 泰裕先生を徳真会クオーツタワーにお招きし、「一燈塾」を開催いたしました。山下先生をお招きしての一燈塾として5回目となった今回は、「我が柔道人生を語る」というテーマでご講義いただきました。
レポート
山下先生の”恩師”
特に印象的だったのは、講演時間の多くを、お世話になった恩師の方々への感謝のお気持ちや、他者を思いやるお気持ちを語ることに割かれていたことでした。山下先生に柔道をお教えになった先生方だけでなく、問題のあった学生や、ご自身の自閉症のご次男様の教育からも、多くのことを学ばれたそうです。
夢の力、思いの大切さ
夢の力、思いの大切さを語られたお話が大変印象的でした。人は不思議と、同じ思いや同じ志をもった人と出会うことができ、その思いもよらぬ出会いの連続が、人生を豊かに彩っていくとおっしゃられていました。強い「思い」をもつことの大切さを、改めて実感しました。
まとめ
柔道の創始者である加納治五郎が普及を目指した「柔道で学んだことを日常生活に生かし、社会をよりよくする」という精神が山下先生のお心にいかに根付いているかを強く感じたご講義となりました。