コラム
徳真会グループ歯科技工士 林 直樹の論文が審美歯科学会誌「JERD」別冊に掲載
徳真会グループの歯科技工士である林直樹の手掛けた論文が、アメリカの補綴歯科学会が出版する学会誌「JERD」に掲載されました。インプラント体とポンティックにおけるその形状と、骨と歯肉の関係性について、林が15年もの年月をかけてリサーチし学会などで発表し続けていた手法がこの度アメリカの学会で認められ、これまでの努力が実を結ぶこととなりました。
このようなジャーナルに論文を掲載されるためには多くの審査やステップが必要となり、これらの条件をすべてクリアするために学会発表やいくつかの論文を提出しなくてはいけません。
本編の論文ではきちんとしたエビデンスを元に学会審査にかかります。医学ジャーナルですので、「本当」のことが書かれていて、それが将来的に歯科医療において画期的であり、かつ医療の進歩と促進を保障できるものでなくてはなりません。これらをクリアして初めて世界中で読まれる本誌への掲載となるため、大変名誉あることとなります。
林が発表したこの手法が今後、インプラント治療やポンティックを含む補綴治療スタンダードのひとつとして世界中の多くの臨床家たちに進められ、普及していくことが期待されます。
林 直樹
医療法人徳真会グループ Ultimate Styles Dental Laboratory(米国)代表。世界各地で講演を行う他、学会誌や業界専門誌に論文や症例が度々取り上げられている。また、臨床写真集を出版するなど、業界屈指の存在である。