2021年12月23日
12月23日、徳真会クオーツタワーにて当グループ先端歯科センター長 田上順次先生による症例検討会を開催しました。
田上順次先生は、1995年より本年3月まで、歯の保存治療を専門とする東京医科歯科大学歯学部保存学講座(現:う蝕制御学分野)にて教授を務められ、歯学部長、大学理事、副学長を歴任してこられました。
本年3月に東京医科歯科大学をご退官され、4月より徳真会グループ先端歯科センター長として、クリニックでの診療やグループの歯科医師のご指導にあたっていただいております。
この日はWEB会議システムを用い、新潟、仙台、東京、福岡から1名ずつの歯科医師が日々の臨床の中で出会った症例について考察等を交えて発表し、田上先生からご講評をいただくという形で症例検討会が行われました。
扱ったのはおもに、田上先生のご専門であるコンポジットレジンという歯科材料を用いた歯の修復治療の症例であり、発表後のご講評は参加者にとって大変貴重なご意見・アドバイスとなりました。また、なるべく歯を削らない「MI(ミニマルインターベンション)」コンセプトの推進にあたって重要な「カリエス(むし歯)」の概念についても、参加者一同、改めて考察を深めました。
当グループでは田上先生による研修を年間を通じて定期的に開催します。このような継続的取り組みにより、先端の治療技術の導入、高水準の医療のご提供に努めてまいります。