2019年12月23日
元通産大臣で自民党東京都連最高顧問の深谷 隆司先生による温故知新塾が開催されました。
第4期の最終回となった今回は、このほど101歳で逝去された中曽根康弘元首相のお話を中心にご講義いただきました。
中曽根元首相が大事にされた「暮れてなお命の限り蝉しぐれ」という句をご紹介いただきました。政治家人生は蝉の一生のように短いが、命の限り鳴く蝉のように、愛国心の限り、力の限り政治家としての訴えを叫び続けよう、という心構えを詠まれたそうです。深谷先生は、今の政治家にその心構えはあるのかと、様々な観点から問題提起をされました。
1年間のご講義を終え、深谷先生が感じておられることは、五経のひとつ、「礼記」に説かれているそうです。学べば学ぶほど、自分に不足しているものがわかる、ということや、「教える」ことと「学ぶ」ことは互いの効果を高め合う、ということが説かれているそうです。
最後に当グループ代表の松村も、1年間のご講義は何十冊の本を読むよりも有意義なものだったと振り返り、今年の温故知新塾は締めくくられました。
今年も月に一度の濃密な学びを通じ、塾生一同、大変実りある1年となりました。
「温故知新塾」は、来年も第5期として、1月から毎月第3月曜日(18:30~19:45)、全12回の開催を予定しております。