2019年11月18日
元通産大臣で自民党東京都連最高顧問の深谷 隆司先生による温故知新塾が開催されました。
本日は前回に引き続き、先日深谷先生が行かれた「伊勢・高野山の旅行」をテーマにご講義いただきました。
日露戦争の勝利以降、日本を訪れる外国人の増加にともない関西に建てられた随一の迎賓館である奈良ホテル、聖徳太子をお守りしている大阪・叡福寺、最澄・空海ゆかりの高野山、その立派な宿坊である普門院、「徳真」の供養塔がある奥の院のお話など、本日も盛りだくさんの内容でした。
中でも印象的だったのは、聖徳太子のお話でした。17条の憲法を紐解くと、今に通ずる内容ばかりであることをお示しいただきました。深谷先生が強調されていたのは、「大事なことは一人で決めてはならない」というものでした。同じような内容が後につくられた五箇条の御誓文にも含まれており、このようなところに天皇制を背景とした日本民族の歴史の一貫性が垣間見られるとのことでした。
時代が流れても変わらない、普遍の理(ことわり)があることを改めて感じました。私たちも、人として歩むべき道をぶれることなく真っ直ぐに進んでまいりたいと思いました。