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深谷隆司先生による「第5回 温故知新塾」を開催しました

2017年5月15日

元通産大臣で自民党東京都連最高顧問の深谷 隆司先生を塾長にお招きし、
「温故知新塾」を開催しました
毎月、歴史上の人物にフォーカスをあてて日本の歴史や文化の素晴らしさを講義いただいている今年の温故知新塾ですが、今回はたまたま中曽根康弘元首相の白寿のお祝いと日が重なったことから、中曽根康弘元首相についてご講義いただきました。

中曽根元首相が大切にされている“縁”
中曽根元首相は特に、「結縁・尊縁・道縁」を重んじています。
結縁...縁を結ぶこと
尊縁...結んだ縁を尊ぶ事
随縁...結んだ縁に従い生きていくこと
種が、植えただけで花が咲くとは限らず、肥料や水などの外的条件が不可欠であるように、人生を花開かせるためにも、何らかの外的条件が必要です。それこそが、縁である、と教えていただきました。

「暮れてなお 命の限り 蝉しぐれ」
引退に際して「暮れてなお 命の限り 蝉しぐれ」とうたった中曽根元首相。蝉は、地上に出る時間よりも、土の中にいる時間のほうが長く、地上での短い人生を精一杯生きています。この言葉から、私たちも「日が暮れても、自分の命がある限り、最後の瞬間まで、信念を貫き続け生きていく」ことの大切さを学びました。

まとめ
いつもの温故知新塾とは違い、今回語っていただいた中曽根元首相のお話は、ほとんど深谷先生が実際に見聞きされた内容でした。それだけ、今回ご教授いただいた数々の教訓は、「身近」と言ってはおこがましいですが、受講者の皆様それぞれがいつもと比べて特別な受けとめ方をされたことと思います。過去からも“いま”からも多くのことを学び、彩り豊かな人生にしていきたいものです。