2016年10月20日
10/19(水)、徳真会クオーツタワーにて第10回温故知新塾が開催されました。
深谷先生による、温故知新塾が本日10/19日の講義を持って終了しました。
一年間、10回にわたるご講演誠にありがとうございました。
毎月全く異なるテーマにてご講演をいただいた裏には、数知れない研究と努力があったことと想像できます。
大変勉強になりました。
今回のテーマ「憲法問題について」では今話題のトランプ大統領候補の話題から始まり、現代の憲法を取り巻く状況についての講義が行われました。
日本国憲法は当時、アメリカにとって間接統治として導入されたものでありますが、そこから憲法改定においてはタブー視され、触れにくい傾向にあります。
深谷先生は憲法の主な問題を下記のように言われました。
1、家族やコミュニティーの位置づけの欠如
2、国家最大の責務、安全序章に対する欠如
3、国際社会への平和貢献に対する欠如
4、自然環境保護の規定の欠如
では、憲法に大事なことは何か?
深谷先生は歴史を踏まえた国家観、価値観だと言われました。
それは今年10回にわたって行われた国家観養成講座の内容に他ならないもので、温故知新のテーマが今回の憲法問題の課題において結びついたように感じました。
私たち次の時代を生きていく人間にとって、憲法問題は、大きな課題として共存していかなければならないと思います。
来年の第二期からのご講義もぜひよろしくお願いします。