コラム
ラミネートべニア
今回は、アメリカで流行の、前歯の『付け歯』(ラミネートべニア)をご紹介します。つけ爪感覚で、前歯を“白く”、“形”も整えることが可能なので、大変人気のある施術となります。
ラミネートべニアとは
歯の表面をごく薄く取り除き、その上からつけ爪のように“薄いつけ歯”を張り付けるアメリカで流行の手法です。ラミネートベニアは、歯の表面を薄く削り「付け爪」に類似した設計で、薄いセラミックを歯の表面に貼り付けることにより、理想的な色・大きさ・バランスを再現し前歯を美しくします。歯へのダメージも最小限に留め、ごく自然な仕上がりに出来上がります。少量歯を削りますが、ホワイトニングと比較して治療後の変色や着色もほとんどありません。
ラミネートべニアのメリット
前歯の“色”と“形”が自由自在
全ての工程をハンドメイドで製作。患者さまがお望みの歯の“色”や“ 形”を専門の歯科技工士がパウダーを調合し、焼き上げます。前歯の色を変えるだけでなく、形を整えて歯のすき間を改善し、歯並びを良くします。
ホワイトニングで白く出来なかった前歯が白くなる
歯の色を美しくするにはホワイトニング(漂白)を行うのが一般的ですが、神経がない歯やまれにホワイトニングを行っても白くならない歯があります。そういった場合の治療方法のひとつが、ラミネートベニアです。
身体にやさしい
金属を使用しないので生体親和性が高く、アレルギーなどの心配がありません。
治療期間が短い
治療期間が短く、むし歯や歯周病など治療する箇所がなければ、約2回の通院で治療が完了します。
こんな方におすすめ
- 神経がない歯を白くしたい方
- 前歯の大きさを変えたい方
- 前歯の形を変えたい方
- 前歯の隙間を治したい方
- 前歯の歯並びを変えたい方
2種類のラミネートべニア
2層式:ラミネートべニア
2層式のラミネートベニアは、1層式と比較した場合、強度と色のカバー力があります。1層目をアルミナスまたはジルコニアで土台を製作し、2層目にポーセレンを焼き付けます。
1層式:ラミネートべニア
軽度の変色や歯の大きさや歯並びの修正が可能です。セラミック(陶材)の粉を筆で軽く盛り、焼き上げて製作します。
治療の流れ
注意点
- ぶつかってしまったり、強い力が加わると、欠けてしまう場合があります
- かみ合わせの状態により、まれに欠けてしまう場合があります
まとめ
ご自身の理想の歯の白さや形に変えることが出来ず、悩んでいたという方には、特におすすめの方法です。ご興味のある方は、一度カウンセリングにお越しください。